ジェンダー

単語集

社会的・文化的意味合からみた、男女の性差別のこと。

世界には学校にも行けず、読み書きや計算ができない女性が大勢いる。また途上国では
便利な家電が充実しているわけでも、ガス・水道・電気などの環境が整っているわけでも
ないので、女性の家事にかかる時間はとても長く、大きな負担になっている。
またお母さんの身体や赤ちゃんが危険なくらい若いうちに妊娠したり、本人が妊娠したく
ないのに妊娠させられたり、女性に対する日常的な暴力も存在する。

ジェンダーによる男女差別をなくして、ひとりひとりの実力がいかされて、安全で安心して
暮らせる世の中をつくっていくことは、全世界の課題となっている。

問題な点

なぜ問題なのか

女性が男性同様の教育が受けられなかったり社会で活躍する場に進む妨げになる。

どうすれば解決に向かうか

発展途上国に先進国のような生活インフラを整え女性の負担をなくす。
生活インフラが整えば今より女性達の家事にかかる時間も軽減され教育に当てられる時間も増える。

偏見をなくす

男性だから女性だからという偏見をやめ男性も女性も社会に向け平等に進出できるように社会づくりをする。

ジェンダーの公平性が高い国は?ジェンダー不平等指数

保険分野

エンパワーメント

労働市場

国連開発計画という機関が発表する「ジェンダー不平等指数」は、保険分野、エンパワーメント、労働市場の
3つから構成されていて要するに指数が高い国はジェンダーによる男女の差別があり低い国は公平だという。

ジェンダー不平等指数を見ると公平性がいちばん高いのはスェーデン、オランダ、デンマーク、スイス、フィンランド
などヨーロッパの国が、ジェンダーの差別が少ないそうです。ちなみに日本は14位。
そしてジェンダー差別が多いのはイエメン。イエメンでは、男の人の中学〜高校に通う率が24.4%に対して
女性はわずか7.6%、10人に1人も学校に行けてないんです。そんな状況なのでもちろん女性の議員さんの
割合は0.7%くらいしかなく、働ける年齢の女性のうちきちんとお給料をもらえるような仕事をしている割合は
男性74%に対して女性は20%くらいしかありません。

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