グリーンウォッシュ
単語集
うわべだけ環境保護に熱心にみせること。「グリーン(環境に配慮した)」
「ホワイトウォッシュング(=ごまかす、うわべを取り繕う)」を合わせた造語で、
主に企業の広告や企業活動などに対して使われる
1970年代から社会の環境意識の高まりを受けて「環境に優しい」イメージを
訴求することで企業のイメージアップ効果があらわれるようになると、実際はそこまで環境に優しい
活動をしていないのに「環境に優しい」と主張する企業が出てきた。
具体的には、下記の手法が多く見られた。
CSR報告書で関係ないのに自然の写真を使う
アースデイ前後に環境に優しいイメージ広告を出す
必要以上に自分たちの環境技術の取り組みを紹介することで、
環境に優しくない自社の活動に気付かせず、エコなイメージを訴求する
グリーンウォシングの見分け方
企業や団体の持続可能な活動の広告等のコンサルティングをおこなう英国に本社を置く
Futerra社が中心となって2009年に発行したUnderstanding Preventing Greenwash:A Business Guideには、
グリーンウォッシングの定義、見つけ方、企業がそう言われない方法等が載っています。
ガイドの7ページには「グリーンウォシング10のサイン」が載っています。