サーキュラーエコノミー(循環型経済)
単語集
従来の生産、消費の過程で廃棄されたきた製品や原材料などを新たな「資源」としてとらえ
廃棄物を出すことなく資源を循環させる経済の仕組みのこと。
サーキュラーエコノミーの3原則
サーキュラーエコノミーを推進する団体として知られ、エレン・マッカーサー財団は
「サーキュラーエコノミー3原則」として以下の内容を挙げています。
1廃棄物と汚染を生み出さない設計を行う
2製品と原料を使い続ける
3自然システムを再生する
サーキュラーエコノミーの5つのビジネスモデル
戦略コンサルティングファームのアクセンチュア社は、2015年8月に公表した著書「Waste to Wealth
(無駄を富に変える)」の中のサーキュラーエコノミー型のビジネスモデルを5つに分類しています。
1再生型サプライ
再生可能な原材料利用による調達コスト削減や安定調達の実現
2回収とリサイクル
再生可能な原材料利用による調達コスト削減や安定調達の実現
3製品寿命の延長
修理やアップグレード、再販売による使用可能な製品を活用
4シェアリング・プラットフォーム
不稼働資産となっている所有物の共有による需要への対応
5サービスとしての製品
製品を所有せず利用に応じて料金を支払うビジネスモデル
日本におけるサーキュラーエコノミー
日本では2000年6月2日における循環型社会の形成を推進する基本的な枠組となる法律
「循環型社会形成推進基本法」が制定され、日本の廃棄物・リサイクル政策の基盤が確立されました。
その後2018年6月19日に「第四次循環型社会形成推進基本計画」が閣議決定されました。
第四次の基本計画では、環境的側面・経済的側面・社会的側面の統合的な向上が掲げられたうえで
重要な方向性として